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5.地震の夜…徒歩で帰宅する…市街地編

夜の19:00過ぎ…上司からやっと帰宅の許可を得る事が出来ま
した…。

携帯電話のメールで、家族は無事である事は確認できていました。

妻は、地震後すぐに退社し車で帰宅。小学校へ娘を迎えに行ったは
ずです。
その娘は、学校で適切な対応をして頂いてるはずです。
息子は、地震後すぐに高校から下校しています。

しかし、こんな有事の際は、実際に顔を見るまでは安心できません。
自宅も、何か被害が出ていないか心配でした。
こんなに、早く家へ帰りたいと思った事はありません。


オフィスを出ると、ビル内の廊下や階段は真っ暗で何も見えません。
もちろんエレベーターは動いていません。
小さいLEDのペンライトで照らしながら、ビルの外へ出ました。

こういう時を考えて、いつも持ち歩く家の鍵に、100円ショップ
で買った小さなLEDのペンライトをキーホルダー代わりに付けて
いました。
小さいながら、真っ暗な中では用が足りる位に役立ちます!


停電で、車のヘッドライト以外の電気は全て消えています。
しかし、市街地で車通りも多いので、ヘッドライトの光で歩く分に
は問題ありませんでした。
車の通らない裏通りは真っ暗ですが…。

夜になった事もあり、車の通行量も人通りもだいぶ少なくなってい
ました。
本来であれば、金曜なので多くの人で賑わっているはずでした。


体験記5 仙台市街停電
【画像】地震当日夜の仙台市街

 ビルが建ち並んでいますが、停電で真っ暗です。
 通りを走る車のヘッドライトだけが、川の筋の様に光っています。



とりあえず、JRや地下鉄、バスなど全ての公共交通機関が止まっ
ており、タクシーもとんでもなく長い行列が出来ているとの事です
ので、どの位時間が掛かるか分りませんが、歩いて帰る!事としま
す。



市街地では、主要な信号は点灯していました。
暗いためか、地震で被害が出ている様なところは見当たりませんで
した。

店はひとつも開いていません。24時間365日営業しているコン
ビニが閉まっているのは不思議な光景です。

停電しているので、自動販売機さえも使えませんでした。
これからの食料をどうするか…とっても不安になりました。




真っ暗な街の中で、県庁と市役所(大きな病院)は電気が使える様で、
照明が付いていました。
周りが暗いこともあって、とても眩しく見えました。

明かりに吸い込まれる様に、市役所に入ってみます。

市役所は、大きな災害の対応で慌しい雰囲気です。
1階には、余震の被害を避けるために多くの市民が集まっており、こ
うした避難者のために閉庁せず夜になっても開放されていました。

公衆電話には長い列ができ、自販機のジュースはすでに売れ切れてい
ました><

備蓄用と思われる、ペットボトルの水とクラッカーを頂きました。

地震や津波に関する情報が、何か分るかもしれないと寄ったのですが、
そういった情報の発表や提示は無く、ちょっと期待外れでした…



そんな中、ある若い母親が幼い娘を連れて市役所へ入って来ました。
父親を見つけると、走って寄り添い、家族が全員無事である事を喜び
合いました。

その後、娘が父親に「パパ、お仕事頑張ってね~!」と言いました。
父親は市職員で、災害対応で家に帰れない様でした。

でも娘は、小さいながら父親が人を助ける仕事をしている事を分って
いるのでしょう。
本当は、こういう不安な夜だからこそ一緒にいたいのに、笑顔で我慢
していました。

その後すぐに、後ろ髪を引かれる思いで母子は市役所を後にし、父は
職場に戻った様でした。



こんな様子を見て、何かすごい印象的で、どうしてか分りませんが涙
が出そうになりました。。。

自分も、早く家へ帰らなければ! 
我に返り、市役所を後にし、郊外へ向かって歩き始めました。



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2013/05/06 東日本大震災◇体験記 トラックバック:0 コメント:0













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